2016/6/6 15:19:48

避けては通れない!キャバリアの社会化トレーニング!

    1.「犬の社会化」って何?

    社交性や耐性を養う!それが「社会化期」!

    キャバリア

     「犬の社会化」をご存じでしょうか。わんちゃんには「社会化期」というものがあり、一般的に生後一か月~三か月までの期間をそう呼びます。

    社会化間は、好奇心の発達が著しく、社交性や物音、人への耐性を身につけることに適している期間と言われています。逆にいえば、この期間に耐性などを身に付けておかないと、人見知りであったり、臆病な性格に育ってしまう可能性が高くなってしまうのです。最悪の場合、本来温厚だと言われているキャバリアでも、臆病になってしまったがゆえに人を噛んでしまったりと、トラブルに発展してしまう可能性もあります。

    こちらではキャバリアの社会化期に行うべき社会化トレーニングや、並行して行いたいしつけなどを紹介させていただきます。

    2.レッツトライ!キャバリアの社会化トレーニング!

    外の世界を知ろう!

    社会化

     物音や人への耐性をつけるためには、外の世界に触れさせることが一番です。散歩をつうじて、外の世界に触れさせましょう。

    しかし、飼い主さんにとっては、まだしつけを行ってない内に外に出すことを不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。そんなときは抱っこをしながら外を一緒に散歩し、景色や物音に触れさせると良いでしょう。

    もし周囲に信頼できる犬好きの友人や、愛犬家の方がいれば、会ってもらうことで人や犬に対する耐性も付けることができますので、ぜひお願いしましょう。ただし、お互い、あるいは片方のわんちゃんがまだワクチンを摂取していない場合、まだ会わせることは控えたほうが良いかもしれません。会わせる場合は必ずその旨を伝え、了承を得た上で会わせるようにしましょう。

    身体に触れさせることに慣れてもらおう!

    パピー

     このトレーニングは、基本的にお迎えした日から始めましょう。「身体に触れることに慣れる」と言うと簡単に聞こえるかもしれません。ただし、これはわんちゃんが嫌がりがちな口周りやお尻付近、肛門付近も含めます。嫌がる場所を無意味に触れることにためらうかもしれません。しかしこれらのトレーニングは、いざと言うときに功を奏すのです。

    例えばわんちゃんの元気がない時、お尻や肛門付近に触れて検査を必要が出てくる可能性があります。そんなとき暴れてしまっては検査も手間取りますし、ストレスも蓄積させてしまいます。また、投薬の必要が出てきた際、飲み薬であれば口をあけてもらう必要が出てくるかもしれません。そんな時も、このトレーニングが役立つはずです。

    このトレーニングは、最初はわんちゃんが嫌がらない箇所を触ることから始め、徐々に触る範囲を広げていくと良いでしょう。なお、口周りを触る際は、歯ブラシによる歯磨きも並行して行えることが理想的です。

    注意点としては、「無理やり」行うことは避けることです。わんちゃんがトレーニングを行うことを避けるようになれば、本末転倒です。リラックスした雰囲気の中で行えるように、わんちゃんのペースに合わせて、徐々に行っていきましょう。

    3.キャバリアの社会化トレーニングで行き詰ったら…

    動くものに過剰な反応を示す

    キャバリア

     この場合の「動くもの」は自動車や自転車などを指します。まだ耐性のついてないわんちゃんは、車や自転車などに怯えたり、追いかけてしまったりする場合があります。その場合は、まず対象となっている「動くもの」に慣れさせましょう。慣れることができれば、好奇心や警戒心が働きにくくなり、わんちゃんの行動も鎮静化するはずです。

    慣れさせるには、対象物とどのくらいの距離離れていれば行動を起こさないか、距離間をはかることが大切です。まずは行動を起こさない距離から音や姿に慣れさせ、徐々に距離を縮めていきます。距離を縮めても吠える・追うなどの行動を起こさなければ褒めてあげます。焦ってしまうとストレスの要因となりますので、注意しましょう。

    人や犬に会わせる機会が設けられない

    社会化

     周囲に犬好きの知人や愛犬家がいない場合、人や犬に慣れさせる機会を設けることができない恐れがあります。

    その場合、お勧めしたい方法が、しつけ教室などで行われている「パピーパーティー」や「パピークラス」に通うことです。教室によって特色などは異なってきますが、同じパピー期のわんちゃんが集まっているものであれば、同年代のわんちゃんと触れ合う絶好の機会になります。また、その飼い主さんにも触れてもらうことで、人に慣れさせることもできるでしょう。

    4.並行して行いたい!トイレトレーニング!

    キャバリアにはこうやって教えよう

    トイレ

     トイレのトレーニングは他のしつけよりも先に行いましょう。社会化トレーニングと併せて行えることがベストです。

    トイレトレーニングは、トイレを行う場所をわんちゃんに認識してもらうことがもっとも重要となります。そのため、排泄を行いそうなタイミングでトイレに連れていくことが理想的です。食事後など、わんちゃんがトイレを行いたがるタイミングをつかみ、「トイレ」と声をかけながら、トイレの場所に誘導してあげましょう。もし、トイレのタイミングを掴むことが難しいようであれば、一時間ごとにトイレに誘導するなど、一定間隔でトイレに連れていくことも一つの手段です。

    なお、トイレトレーニングに失敗はつきものです。最初から上手にできるわんちゃんはそうそういません。パピー期にわんちゃんが飼い主さんの言動によって受ける影響は大きなものです。性格形成にも影響されてきます。もし飼い主さんがイライラした態度でトレーニングを行えば、「トイレが怖い」という認識になり、わんちゃんが室内での排泄を我慢してしまうようになる可能性も出てきます。わんちゃんのペースに合わせて根気強く行いましょう。