2016/6/6 15:23:28

キャバリアを守るために!寄生虫への対策

    1.キャバリアを守るために!皮膚の寄生虫

    ノミやダニ!皮膚病を少しでも軽減しよう

     キャバリアは皮膚病にもかかりやすいと言われています。その中でも特に注意したいものがノミやダニなど、皮膚に寄生する寄生虫です。まずはこの皮膚に寄生する寄生虫についてご紹介いたします。

    ノミ

    ノミ

     ノミによるアレルギー性の皮膚炎は、ノミの唾液に接触することにより発症し、症状としては患部の赤みやかゆみが挙げられます。ノミはどの季節でも発生するため、警戒を怠ってはいけません。

    ノミを取る時は、ノミ取りグシを使いましょう。ノミ取りグシを使ってブラッシングする場合、特に念入りに行ったほうが良い箇所はお尻の付近です。小さな黒い塊のフンばかりが取れるかもしれませんが、ノミが取れた際には潰して駆除しましょう。

    ただし、ノミは何匹駆除してもキリがありません。キチンと対策を講じることも大切です。スポット・オンタイプの駆虫薬や、ノミ取り首輪、ノミ取りシャンプーなどで対策を敷きましょう。なお、ペットを複数飼っている場合は、動物の種類問わず、同じタイミングでノミ対策を行った方が賢明です。カーペットなどの家具に潜んでいる可能性もあるので、併せて家具に対してもスプレーなどを使用し、ノミ対策を行うと良いでしょう。

    photo by Michael Wunderli

    マダニ

    マダニ

     マダニによって発生する症状は様々です。マダニが寄生したことによって発生する直接的な症状としては、アレルギー性皮膚炎や貧血などが挙げられます。マダニを媒介して発生する疾患も多く、バベシア症やライム病、Q病などが挙げられます。マダニの寄生はその他の疾病も招きやすいため、寄生される前に可能な限り対策をこうじましょう。

    マダニは季節性の問題であることが多く、主に春と秋にわんちゃんに寄生します。その季節に、ダニが発生しやすそうな場所に行く際は要注意です。スポット・オンタイプの駆虫薬やダニ対策用の首輪を付けるなどして、対策を行ってから向かいましょう。

    なお、もしマダニが寄生してしまったらなるべく早く取り除きましょう。マダニは見えにくい箇所、例えば耳の内側に寄生する場合もあります。キャバリアのような垂れ耳の場合、一見しただけではわからないのでご注意ください。また、マダニを見つけたときに気をつけなければならない点としては、直に触らないようにして取り除き、かつつぶさないよう注意することです。もしも潰してしまえば、マダニの一部がわんちゃんの身体に残り、痒みが続いてしまう可能性などが考えられます。不安に感じるようであれば、動物病気に連れて行き、獣医さんに取り除いてもらいましょう。

    2.キャバリアを守るために!対内の寄生虫

    対内に潜む恐怖!対策を敷きたい寄生虫

     寄生虫は皮膚だけではなく、対内に寄生する場合があります。その中でも特にフィラリアは有名かと思いますが、あまり知られていない寄生虫の中にも恐ろしいものは沢山います。こちらでは、フィラリアを始めとした、対策を敷いておきたい寄生虫についてご紹介いたします。

    犬糸条虫(フィラリア)

    蚊

     フィラリアは、犬を飼われたことがある方ならほとんど耳にしたことがある寄生虫かと思います。フィラリアは感染した蚊の吸血によって媒介し、心臓や肺、その周りの血管などに寄生します。

    初期症状がほとんどないため、感染したばかりの頃は気付くことが難しいでしょう。時間が経過するにつれて、咳が発生するようになり、散歩などの運動を嫌がるようになります。これは、フィラリアが寄生している血管に損傷が発生しているため出てくる症状であり、このような症状が重なった際は、すぐに獣医さんに相談しましょう。なお、治療は危険を伴う場合がありますが、治療をせず、そのまま放置すると死にいたるケースもあります。

    フィラリアは予防薬を摂取することが予防策です。万が一のことを考えて、ぜひ予防薬は摂取しておきましょう。

    犬回虫

    ネズミ

     犬の回虫は小腸に寄生する寄生虫です。寄生すると卵を産み、その卵は糞便に混じって対外へと排出されます。その糞便、あるいはそれが放置された土壌や、ネズミなどの待機宿主を食すことで感染します。他にも、妊娠中の母犬から子犬に胎盤をとおして感染してしまうケースもあります。

    回虫は成長すると、細長いパスタのような姿に成長します。成長した回虫は様々な症状を引き起こし、回虫を含んだ嘔吐や下痢、腹痛、最悪の場合死を引き起こす肺炎を発症させる場合もあります。ただし、その成長は生後6か月未満の子犬か、妊娠中の母犬、あるいは宿主の免疫力が極端に落ちた時です。その他の時期は「シスト」と呼ばれる殻に閉じこもり、潜伏します。

    この回虫を予防するには、すぐに犬の糞を処理すること、待機宿主となっているネズミなどが近付かないような環境を整えること、母犬が感染しているようであれば駆虫すること、出産後も定期的に駆虫を行うことなどが挙げられます。なお、このときの駆虫方法については、獣医さんに相談すると良いでしょう。

    肺吸虫

    カタツムリ

     こちらはあまり聞き覚えのない寄生虫かもしれません。肺吸虫とは、中間宿主のカタツムリやナメクジを食すことで感染する寄生虫のことです。肺吸虫は心臓の一部で成長してから卵を産み、その卵は血液を介して肺に運ばれます。肺に入って孵化した卵は肺の組織を傷付け、咳や貧血、嘔吐下痢など、様々な症状を引き起こす可能性があります。

    診断は困難な場合もありますが、糞便や血液を検査することで確認できる場合もあります。また、肺吸虫は直接感染することはありませんが、フンに混ざることがあり、それが中間宿主であるカタツムリなどへの感染源となる場合がありますので、フンはすぐに処理するようにしましょう。

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