2016/6/24 16:56:53

まずはここから!キャバリアに教える基本的なしつけ

    1.温厚で素直なキャバリアへのしつけ術

    キャバリアはしつけやすい?

    しつけ

     温厚で素直なキャバリアは、比較的しつけが行いやすい犬種として知られています。しかし、その気質には個体差があり、飼い主さんの接し方次第で左右されるものでもあります。わんちゃんは基本的に対象を順位付けしており、自分より目上だと認識した相手に対して従うため、飼い主さんはわんちゃんより目上の対象、リーダー的存在でなければなりません。
     
     ただし、「リーダー」でいることを「支配者」と取り違えてはいけません。「尊敬できるリーダー的存在」でいることが望ましいです。それをキャバリアに認識してもらうためには、堂々とした態度で接していなければなりません。「この人に従わなければ恐ろしい」という印象ではなく、「この人に従えば大丈夫」という安心感を持たせるような態度を心がけてください。

    キャバリアとリーダーウォークを始めよう

    キャバリア

     キャバリアにリーダーだと認めてもらうためには、まず「リーダーウォーク」から始めましょう。リーダーウォークとは飼い主さんが散歩コースの主導権をもち、かつ引っ張りなどが発生しない状態で散歩を行うことを言います。「リーダーウォーク」を行い、散歩の主導権を飼い主さんが持つことで、キャバリアにリーダーと認識してもらいやすくなります。また、このリーダーウォークはキャバリアの急な飛び出しなどによる、散歩中の危険を避ける役割も担っていますので、ぜひ行ってください。年齢や性格によって習得のスピードは異なってくるかと思いますが、感情的にならずに、根気強く行いましょう。
     
    1.まずはキャバリアをリードが張りすぎないくらいの距離感で自分の横に付けます。
     リードが地面に着くか着かないか、くらいの距離感がちょうど良いかと思います。
     該当の位置でキャバリアが大人しくしてくれたら、沢山褒めてあげましょう。
    2.キャバリアと目線を合わせるために、明るい声で名前を呼び、注意をひきつけましょう。
    3.わんちゃんと目線を合わせることができたら、前進してみましょう。
     わんちゃんが該当の位置を保ったまま前進できたら、沢山褒めてあげます。
    4.上記1~3の手順を毎日繰り返し行いましょう。
     キャバリアのモチベーションアップのために上手にできたときだけご褒美を用意することも一つの手段です。

    2.しつけを行う前に意識しておこう!

    キャバリアを混乱させないためにサインは統一しよう!

    ハンドシグナル

     しつけにおいて不可欠となってくるものが「サイン」です。それは、「ハンドシグナル」や、呼びかけによる「マテ」、「オスワリ」などの声によるサインなど形態は様々です。
     
     このサインを出す上でもっとも重要なことは、「統一すること」です。それは、ハンドシグナルであっても、声によるサインであっても変わりません。例えば「オスワリ」を、写真のような指を指すサインで教えたと仮定します。一度教えたら、そのサインは変更せず、「オスワリ」を命令するときは、他のハンドジェスチャーは使わず、指を指すサインで行うようにしましょう。なお、声によるサインとの併用は問題なく、むしろ効果的とも言えますが、併用する際も、ハンドシグナルと声によるサインの組み合わせは統一するようにしましょう。

    3.基本的なしつけをやってみよう!

    「オスワリ」を教えてみよう

    キャバリア
    photo by Hirotoshi Maeda

     「オスワリ」は、基本中の基本とも言えるしつけですが、他のしつけを教える前提となっていたり、飛びつきを防止したりと、様々なシーンで役に立ちますのでぜひ教えましょう。なお、しつけを行う際は、キャバリアのモチベーションを保つため、始めのうちはおやつなどのご褒美を用意すると良いです。
     
     「オスワリ」のしつけを始める際は、まずキャバリアに「オスワリ」のポーズを覚えてもらわなければなりません。そのポーズを教えるには、おやつなど、キャバリアの注意をひきつけることができる、おやつなどのご褒美を手に持ち、「サイン」を出しつつ、手をキャバリアの頭の上まで持っていきます。そうすると、自然と胸を張るような姿勢になり、転ぶことを防止するため、キャバリアは「オスワリ」のポーズを行うでしょう。「オスワリ」のポーズができたら、手に持っているご褒美をキャバリアに与え、沢山褒めます。万が一、「オスワリ」のポーズができないようであれば、できるまでご褒美は与えてはいけません。この手順を数日間繰り返します。最終的に、ご褒美なしでもできるようになれば「オスワリ」のしつけは完了です。

     

    「フセ」を教えよう

    フセ

     一見、「オテ」や「マテ」よりも地味な印象があるかもしれませんが、吠え癖の防止など、意外なシーンで役に立つこともありますのでぜひ教えましょう。ただし、「フセ」は服従の意味も持つため、十分に信頼関係が育った後に行うことが望ましいです。
     
     「フセ」を教えるには、まずそのポーズを教える必要があります。キャバリアの背中や腰付近を抑えて「フセ」のポーズを教えることも一つの手段です。でも、できることならそのような強制的な方法は取らずに教えたくはありませんか?もっと自然に教える方法として、「飼い主さんが足でアーチを作り、そこをくぐらせる」方法があります。
     
     この方法は、まず飼い主さんが床に座って、キャバリアが伏せなければ通れないくらいのアーチを足で作ります。そして、「サイン」を出しつつそのアーチをキャバリアがくぐるように誘導するのですが、その方法は様々です。信頼度が十分に育っていれば、呼びかけのみでくぐってくれる可能性もありますが、難しいようであればアーチ越しにおやつなどを見せて、誘導すると良いでしょう。そうしてアーチをくぐり、「フセ」の姿勢になったら沢山褒めます。この「フセ」の姿勢を行うトレーニングを繰り返し、「サイン」のみで「フセ」ができるようになれば、「フセ」のしつけも完了です。

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